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学生活動
私のオススメ授業紹介:教養数学(金子夢芽さん)
国際教養大学(AIU)の際立った特長の一つが「すべての授業を英語で開講していること」です。ただし、本学は「英語を学ぶ大学」ではありません。「英語で学び、英語で考える大学」です。
また、本学は一貫して少人数教育を徹底しています。教員と学生のコミュニケーションの機会を増やすことにより、自ら考え、意見を主張できる能力を磨くことを目的としています。
この「私のオススメ授業紹介」では、学生自身が「おもしろかった!」「ためになった!」「ぜひ受験生のみなさんにも学んでほしい!」と思った授業を、学生自身の言葉で紹介する企画です。今回は金子夢芽さんのオススメ授業第1弾をご紹介します。
こんにちは!19期?グローバル?コネクティビティ領域の金子夢芽です。今回紹介する私のオススメ授業は、奈良寧教授の「教養数学」です。

科目情報
MAT100 教養数学
教員:奈良寧教授
単位数:3単位
「教養数学」とは?
グローバル化と情報化が進む中、私たちは多様な前提や大量の情報、データに日々向き合っています。そうした中、「前提が異なれば結論も変わる」という当たり前を、学問としてどう扱うかが問われています。
この授業では具体と抽象を行き来しながら、社会の事象や数値を論理的に捉える学びを得られます。選挙制度など社会に近い題材から、数学の考え方が意思決定や公正さの議論にどう結びつくかを実感できます。世界の学者の視点やその比較にも触れながら、ビジネスや社会問題にも通じる思考の型を身につける、まさに「クリティカル?シンキング」のスキルを養える科目です!
履修した理由
大学で学ぶ上で、前提をそろえ、主張と根拠を明確にする力が必要だと感じていたことが、履修した一番の理由です。留学やリサーチを含む授業を控え、数字の裏にある条件や定義を自分で確かめて読み解けるようになりたいという思いが出発点でした。個人的には、数学には少し苦手意識がありましたが、だからこそ基礎から丁寧に向き合いたいと考えていました。
また、「質問しやすい雰囲気があること」「理数系が得意でなくても楽しめた」という友人から聞いた感想も、後押しになりました。教養としての数学を通じて思考の型を身につけたいという期待も大きかったです。
着実にレベルアップできる主体的な進行
この授業では、毎週テーマが区切られており、課題と小テストが定期的に実施されるため、コツコツと着実に学びを進めることができます。論理?集合?確率?幾何?社会の選択のように分野を横断しながら、前週の内容が次週の理解を支える構成なので、ハードルをあまり感じずに理解を深められる点が、とても魅力だと思います。また、学生が前に出て問題の解法や捉え方について発表し、議論する機会も非常に多いため、英語で数学を理解し説明する力が鍛えられます。
実生活にも生きる視点が得られる!
この授業は科目コードがMAT(Mathematics)から始まる数学系の授業で、理数系が得意な人向けかなと思う方もいるかもしれません。ですが、「数学」というレンズを通して、当たり前を見つめ直すことができ、実生活に結びつく内容も多いと私は感じています。例えば、天気予報や統計を鵜呑みにせず、その条件を確かめることの大切さを学び「公平な選挙制度とはどのような制度なのか」といったことを考えることができます。そうした視点から、普段の「数字」を見つめてみると、新たな気づきや発見が得られておもしろいです。
履修した感想
私は数学に対してどこか気が進まない気持ちがあり、式を見るだけで身構えることもありました。ですが、一つひとつの前提を言葉で確かめてから記号に落とし込む進め方のおかげで、難しさの正体が見えてきました。直観に反するように見える結論でも、その筋道が通る瞬間が楽しく、数学の面白さと大切さに気づきました。毎週の演習と小テストで歩幅をそろえながら学ぶうちに自信もつき、前に立って説明する経験は思考の穴を自力で見つける良い訓練になりました。
奈良先生には毎回の授業後に、とても丁寧に質問に答えていただき、最後まで前向きに取り組むことができました。大学で学ぶための共通言語としての数学に触れたことで、資料の読み取りや比較の視点が確かになり、留学や国際的な学びにもそのまま活かせる力が身についたと感じています。
最後に、数学に苦手意識がある人こそ、一歩を踏み出せる授業だと思います。基礎から積み上げる授業構成と充実した発表や議論の機会が魅力的な「教養数学」にぜひ、トライしてみてください!
奈良先生からのメッセージ
教養数学は、「数学とは何か」を考えることを基礎に設計した科目です。
物事の本質を理解するためには、その限界を知ることが大切です。このコースでは、論理的思考と数学的推論の基礎を学びます。
数学の魅力のひとつは、直感に反する真理に出会う驚きにあります。
数学への苦手意識を克服し、その面白さを発見してくれたことを、教員としてとても嬉しく思います。