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ワークショップ「高校生と一緒に英語で憲法!」を開催しました

国際教養大学では憲法やその他の法学系科目の学びの一環として、2022年から豊田 哲也教授による高校生向けのオンライン?ワークショップを開催しています。高校生に法的な問題を英語で議論することの意義を感じてもらうとともに、高校生との議論を通じて国際教養大学の学生に自らの学びを確かなものにしてもらうことがねらいです。

これまで7回のワークショップが開催されました。

  • 2022年12月7日「国際社会における法(Law in International Society)
  • 2023年7月14日「国際組織の現在(International Organizations Today)」
  • 2023年12月7日?12日「グローバルな文脈の中での日本の立憲主義(Japanese Constitutionalism in Global Contexts)」
  • 2023年12月11日「国際法の危機(International Law in Crisis)」
  • 2024年11月29日「国際組織と持続可能な発展(International Institutions and Sustainable Development)」
  • 2024年12月9日「いま問われる日本の立憲主義(Japanese Constitutionalism Now in Question)」
  • 2025年2月26日「激動する世界の国際法(International Law in a Turbulent World)」

今後のワークショップや参加方法については、以下をご参照ください。

2024年12月9日に行った「いま問われる日本の立憲主義(Japanese Constitutionalism Now in Question)」のワークショップの様子

今日の法学教育におけるコミュニケーション能力の重要性

インターネットと生成AIを使った検索が常識となっている今日の法学教育においては知識より、実践が重要です。法律の問題は人間関係の問題であり、人間的なコミュニケーションと組み合わさってこそ、法学が価値を発揮します。人間の記憶力はデータベースで簡単に置き換えられますが、コミュニケーション力を発揮するのは一人一人の法律家です。知識の獲得のハードルの下がっている時代だからこそ、法律を学ぶ者には高いコミュニケーション力が求められるようになっています。

高校生との学術コミュニケーションの意義

国際教養大学での憲法学の講義では、学生の学びは4つの段階を経て進められます。 

  • 1) 明治憲法を題材として立憲主義の理念と現実を理解
  • 2) 国際比較を通じて現行憲法の意義と課題を理解
  • 3) 現下の憲法問題についての法的テキストと学術文献に基づく研究
  • 4) 講義で得られた学びを専門外の人々(例えば高校生!)と共有

このように、高校生との協働学修は国際教養大学での憲法学の学びの重要なステップとなっています。高校生に理解できるように憲法学を語ることができるのか、そこで学生たちの学びの質が試されることになります。

小委員会方式でのディスカッション

これらのワークショップでは国際機関の小委員会方式を模した方式を採用しています。参加者は、いくつかのグループ(小委員会)に分かれ、ワークショップの共通トピックに関連する具体的な検討課題について議論します。グループでの議論の結果を本会議に報告し、次に本会議での議論に臨むことになります。

今後の開催予定

2025年度には2つのワークショップを予定しています。

  • 2025年7月22日(火)19:30-21:00「民主主義か立憲主義か?/Democracy or Constitutionalism?」
  • 2025年12月12日(金)16:15-18:00「環境持続可能性と国際組織/Environmental Sustainability and International Organizations」

2025年度に実施するワークショップの詳細については、後日、本学ウェブサイトに掲載予定です。

お問い合わせ

ワークショップに関するご質問は、豊田 哲也教授へご連絡ください。