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【活動報告】AIUデザインLAB 基礎編(LAB1)を開催しました
にぎわいの創出とモビリティの革新で秋田の未来を創造する。(デザイン思考ワークショップ)
2023年5月と6月にAIUデザインLAB 「デザイン思考ワークショップ(LAB 1)」を開催し、本学の学生27名、県内企業の社会人21名の合計48名の方々にご参加いただきました。参加者の声を紹介します。
企業の声
学生と他企業の方とのつながりが生まれ、活発的な議論とアウトプットができたので、自分の知見の広がりにもつながった。
多方向からの視点を持っていたはずが、自分の中でパターン化していて全体を見渡せなくなっていたことに気付けた。
普段の業務とは全く違う、企画?立案などのフローや考え方など全てを新鮮に学ぶことができた。
年代に関係なくフラットな関係で意見を出し合える環境があったことがよかった。
学生の声
学生の私には考えたことが無かった点(現実的思想)を実感し、またプロジェクトを進めるプロセスにも社会人の方々の経験からくるものを体感できた。
これまで「問題意識を持つこと」はしてきても、それを解決しようとより深く考えることは無かったので新鮮だった。企業の方と一緒に作業することで社会の解像度が上がった。
秋田の現状に長く絶望感しかなかったのが、協働してデザイン思考をすることで今までにない発想や未来のビジョンが見えて嬉しく思った。
起業するための思考プロセスを知ることができた。世の中のビジネスを新しい視点で見られるようになった。
今年のテーマは「にぎわいの創出とモビリティの革新で秋田の未来を創造する。」でした。
高齢化?人口減少の著しい本県に新たなにぎわいを生み出し、また様々な人々が自由に行き来できる未来を実現するための手段として、ビジネスアイデアの創造に取り組みました。
冒頭では、秋田県が直面している課題について共有し、参加者の目線合わせをおこないました。
?秋田県の人口減少?高齢化:秋田市をのぞくすべての県内自治体が消滅可能性都市に数えられるという現状。
?秋田県への旅行者数の推移
?公共交通機関の現状:利用者数減少、事業者数減少、従来の公共交通を維持することが困難である。
上記を踏まえたうえで、デザイン思考の5つのステップを順に追って、アイデアの創造に取り組みました。
ステップ1. 共感(Empathize)
デザイン思考の最も重要な考え方が「人の持つ感情や願いに注目する。」ということです。そのためにデザイン思考の第一歩として「共感」というステップが定義されています。
今回のテーマである「にぎわいの創出」、「モビリティの革新」を考えるうえで、誰がにぎわいを生むのか?彼?彼女たちは何を望み、何に困っているのかを考え、課題解決の対象となる人の人物像を具体的に記述するところからスタートしました。
ワークショップではペルソナシートを使って対象となる人物像を掘り下げ、対象者の思考や気持ち、関心を理解するプロセスを通じて、解決すべき困りごとの解像度を上げていきます。
ステップ2. 定義(Define)
描き出したペルソナシートをもとに、対象者にとって理想的な状態は何か?をディスカッションしました。
そしてその理想的な状態を「我々はどうすれば『困っている状況』を『理想的な状況』にできるだろうか?」という【問い】の形で記述しました。
この【問い】が次のステップであるアイデア創造の質を決めるといえます。実現手段を限定しすぎず、かといって抽象的すぎてアイデアを考える指針にはならない、ちょうどいい問いの設定が求められます。
何度も問いを書き出してみては、ペルソナシートと見比べて、対象者の願いを言い表せているか?アイデアの可能性を狭め過ぎていないかを問い返して問いの定義に取り組みました。
ステップ3. アイデア創造(Ideate)
問いの形式で定義した理想状態を実現する解決策を考えるステップでは、質より量を重視し、ブレインストーミングによってとにかくアイデアをたくさん生み出すことに取り組みます。
アイデアを絞り、またアイデアを出すという「アイデアの発散と収束」を繰り返します。この繰り返しによって参加者の多様な視点が重なり合ってイノベーティブで解像度の高いアイデアが生み出されます。
ステップ4&5. プロトタイプ&テスト(Prototype&Test)
デザイン思考で重要な姿勢の一つが「アイデアを見せる」ことです。
アイデアが生まれたら、それを様々な人の目に触れさせることで、自分たちでは気付けなかった良い点/改善できる点に気付くことができます。他のチームからのフィードバックがチームの初期アイデアをブラッシュアップする切り口になります。
ビジネスモデルの検討
生み出されたアイデアを社会実装するうえで重要な問いが「顧客は誰か」です。
設定したペルソナはサービス/プロダクトをお金を払ってでも利用したいと考えるだろうか、そのビジネスを継続するために必要な要素や、ビジネスが立ち上がった結果生み出される秋田の変化は何かを考えます。
デザイン思考において最も大切なところは「共感」です。ステップ1で設定したユーザー(顧客)の願いやニーズに立ち返りながらアイデアをビジネスモデルに練り上げました。
最終プレゼンテーション
発表されたビジネスモデルは最新のテクノロジーを活用したものから、秋田のもつ自然資源や人とのつながりを生かしたものまで幅広いものでした。
?農家の手伝いなどができるディープな秋田を体感するツアー事業
?AIによる秋田満喫プランの提案
?高齢者が社会とつながるスマートTV
?オンデマンドのコミュニティバスサービス等
2日間の限られた時間の中で、秋田の未来を変える様々なアイデアの種が生み出されました。
デザイン思考ワークショップ(LAB 1)はデザイン思考の方法を学ぶだけでなく、学生と県内企業が共通のテーマに取り組み、互いの視点を学び合い取り入れながら新しい価値を創造する場です。
そしてLAB 1で生まれたアイデアは、デザイン思考実践としてLAB 2(事業創造プロジェクト)またはLAB 3(秋田県内企業課題解決型学修)へ進み、専門家からの講義?アドバイスを受けながら社会実装や実践的なスキル獲得のステップへと引き継がれます。
秋田に変化を生み出せる人が集まり、秋田を変えるアイデアを生み出し、アクションに移していくのがAIUデザインLABです。今後も引き続きAIUデザインLABにご注目ください!
お問合せ
国際教養大学 応用国際教養教育推進課 地域連携チーム
E-mail: aiu.collaboration@gl.aiu.ac.jp
Tel:018-886-5835
運営
ハバタク株式会社