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学生ボランティアによる「生理について知る?考える」イベントを実施
12月7日(木)、学生ボランティアによる「生理について知る?考える」イベントが学生会館にて行われました。生理については、経済的な理由などから生理用品を入手することが困難な状態にある「生理の貧困」の問題や、生理は誰にとっても身近なものであるはずなのに話題として取り上げられづらい現状があります。これらを背景に、生理が来る、来ないに関わらず生理について知り、考え、理解する場を学生向けに提供したいという想いから、学生主体の学生支援プロジェクトを立ち上げました。
2023年9月に学生ボランティアの学内公募を行い、応募した学部生13名、短期留学生1名の計14名でボランティアチーム「PeriPro(ピリプロ)」を結成。国際教養大学サポーターズクラブからの寄附金を原資とし、学生ボランティアが主体となって生理に関するイベントの企画?運営を行いました。
イベントを実施する前に、生理について学生向けにアンケートを実施。事前のアンケートに寄せられた学生のリアルな声から、学生のニーズ調査を行いました。アンケート結果を踏まえイベントの企画を行い、イベント当日には、アンケート結果の掲示、生理について自由に会話できるフリーテーブルの設置、生理痛緩和に効果があるカイロやホットドリンクの配布、生理に関するレクチャー(プレゼンテーション)等を行いました。
参加者からは「生理についてオープンに話ができて良かった」「誰もが気軽に参加できる雰囲気が良かった」「レクチャーの説明が分かりやすかった」といった、これまで学内で実施されたことがなかった生理に関するイベントに満足する声が聞かれました。
また、12月8日(金)には「生理痛緩和ヨガワークショップ」を実施しました。ヨガワークショップでは、本学卒業生の鍵谷 美波氏を講師としてお招きし、1時間のヨガを体験しました。参加者からは「ヨガがとても楽しく、リフレッシュできた」「生理痛がひどい時に今回習ったヨガを実践したい」といったコメントがあり、ヨガの心地よさを感じながら、ワークショップを楽しんでいる様子でした。
学生ボランティアチーム「PeriPro(ピリプロ)」のメンバーからは、
「ナプキン以外の生理用品を展示し、触れてもらうことで、よりオープンに生理について話してもらうことができた。」
「正しい知識を伝える為に、自分たち自身も、学びながらイベント(レクチャー)を作り上げることができた。」
「生理の時にかけてほしい言葉?メッセージを書いてもらうことは、それぞれの生理の症状の多様さや、その人が望むサポートの違いをよく表していておもしろかったと思う。」
といった、イベントの成果や学生のニーズを実感する声が上がっていました。
プロジェクト代表 1年次 鶴田 周子さん
イベントを通して、たくさんの人と気軽に話しながら生理に関する様々な観点を知ることができたことはとても有意義だったと感じています。また、生理の辛さを知ってほしい、生理中は優しくしてほしい、生理痛は人それぞれ違うということを理解してほしい、と言った声をたくさん聞くことができ、イベントの需要を感じることができました。
今後も生理のある人だけでなく、生理のない人もターゲットにした持続的な支援が、生理に関する社会問題の認知度向上、およびその理解の促進に不可欠だと感じています。生理用品の物理的支援を行いつつ、生理のない人もターゲットにしたインクルーシブな支援をどのように行なっていくことができるのか、今後メンバー内でしっかり時間をかけて話し合っていきたいと考えています。
なお、12月1日(金)からは学内にある女性用トイレ、多目的トイレ計22か所に生理用品を設置しており、学生が困った時にいつでも利用することができます。なくなり次第順次補充しながら、最終的には約6,800個の生理用品を配布する予定です。
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