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国連ユースボランティア体験記(2018年度)シリーズ② ~安田 奈未さん編~
国連ユースボランティアプログラム(UNYV: United Nations Youth Volunteers)は、国際機関である「国連ボランティア計画(UNV: United Nations Volunteers)」により開発途上国に設置された事務所や現地政府機関で行う大学生のためのインターンシッププログラムです。
2018年度、このプログラムに参加した本学学生2名の体験記をシリーズで掲載します。
※これまでの参加学生の記事は、こちらをご覧ください。
安田奈未さん
参加したきっかけは何ですか
高校卒業後、フィリピンへ語学留学をした際、寮で働く友人の家に招待され、地下のスラム街に行きました。その体験がきっかけで途上国の開発や国際協力に興味を持ち始め、最前線の現場である国連の仕事を経験したいと思ったのが動機です。さらに、国際機関への寄付を募る活動をする中で、国連が現地でどのような活動を行なっているのか詳しく知りたいという思いも強くなっていました。
どんな活動をしましたか
国連児童基金(UNICEF)ヨルダン事務所のPartnership Sectionに配属され、支援者向けの広報を担当しました。
難民キャンプなどでUNICEFの支援を受けている人を取材し、報告書に添付するサクセスストーリーの執筆を担当していました。また、日本人職員へのインタビューやプロジェクトなどUNICEF東京事務所のホームページに掲載するための記事も執筆したほか、SNSへの投稿や報告資料の更新にも携わっていました。
活動を終えての感想を教えてください
自ら仕事をみつけるという積極性の大切さを学びました。初めの1ヶ月はあまり仕事を任せてもらえず、資料を読む日々でした。チームで求められている自分の役割を模索し、積極的に行動したことが、上司や同僚との信頼関係構築に繋がったと思います。また、各分野のプロと仕事をする中で自分の力不足を実感し、教養と専門性の2つを兼ね備えた人材になりたいと思いました。