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2018年度秋季国際教養大学入学式を挙行
9月1日(土)、本学 Suda Hall にて2018年度秋季入学式を挙行しました。国際教養学部17名、海外からの留学生170名、専門職大学院19名、合計206名が新たにAIU生の一員となりました。式には、新入生とそのご家族が参加し、堀井 啓一 秋田県副知事をはじめ、多くの来賓の方々にもご参列いただきました。
鈴木 典比古 学長が新入生に向けて式辞を述べ、「本学は、小規模であるものの秋田のこの地に根をおろした世界レベルの大学として日本のリベラルアーツ教育のモデルとなっております。しかしながら、世界レベルの大学という評価は学生諸君の在り方を評価してなされるものであり、諸君は自身が世界レベルにならなければなりません。」「皆さんが飛びこもうとしているこの大学では、世界に、日本に、地域社会に積極的に貢献していくことが期待されています。私達は皆さんの広く深い可能性に期待しています。」と激励しました。
続いて、来賓のお二人から温かい祝辞をいただきました。「国際教養大学は開学以来、『すべてを英語で学び、考える授業』、『1年間の留学の義務づけ』、『外国人留学生と共に暮らす寮生活』など、積み重ねてきた独創的な教育プログラムは、国内外から高い評価を得るに至っており、まさに、人々に感動と希望を与えるような、輝かしい大学に成長しております。」「これから皆さんは、世界各国の仲間と共に、このキャンパスで勉学に励むことになりますが、将来、国際社会や地域社会において、グローバル化を牽引するリーダーとして活躍し、ここ秋田に、そして世界の人々に多くの感動と希望を与えるような人材に成長されますよう、心から期待しております。」(堀井 啓一 秋田県副知事)
「国際教養大学は、国際的な視野と教養を習得するための環境が充実しており、皆さんには、学生生活の一日一日を大切にし、それぞれが抱いている夢に向かって、精一杯努力していただきたいと願っております。」「ここ秋田は、世界自然遺産?白神山地に代表される雄大な自然に恵まれるとともに、国指定重要無形民俗文化財が全国最多であるなど、多くの伝統文化が継承されております。四季折々に変化する秋田の自然や文化も充分に堪能していただきたいと思います。」(竹下 博英 秋田県議会副議長)
その後、ギャップイヤー入試を経て入学した沼口 直美さんが自身の生い立ちやギャップイヤー期間中の活動で感じたことを交えながら新学部生代表スピーチを行いました。
「数々の苦難を乗り越えられたからこそ、私は今ここにいます。立ち上がりさえすれば何度転んでも構わないということを、私は学びました。 今この場には、様々なストーリーを持った人たちがいます。そしてここにいる皆さんは、どんな失敗にも、どんな困難にも、必ず立ち上がれる人たちだと思います。今日ここにいることこそが、その証拠です。この先、どんな事が私たちを待っているか予想もつきませんが、何が待っていようと、今日の気持ちを忘れずに、共に何度でも立ち上がりましょう。」
次に、新大学院生を代表してアスビョーン?イェンセンさんがスピーチを行い、「国際教養大学には、世界中から学生が集まってきます。異なる文化を持つ仲間と交流しながら多くの知識を身に付けることが出来るこの環境は特別なものであり、将来国際人として挑戦していく私たちにとってとても貴重なものとなるでしょう。秋田でたくさんの友人を作り、ネットワークを広げ、様々な文化や言語について学びたいと思います。」「これから始まる国際教養大学での『冒険』。 失敗しても、道に迷っても、諦めずにまた新しい道を見つけ、夢に向かって進んでいきましょう。」と、これから始まる国際教養大学での生活への期待と意気込みを語りました。
入学式の終わりには、渡辺 玲子 特任教授によるヴァイオリンの祝賀曲演奏が行われました。
9月3日(月)から、いよいよ秋学期の授業が始まります。
※実際の式辞やスピーチは英語で行われていますが、ここでは要約して日本語訳を掲載しています。