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スーパーグローバル大学創成支援事業

本学は、2014(平成26)年度に文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業(グローバル化牽引型)に採択されました。この事業は、大学の国際競争力向上と、多様な場でグローバルに活躍できる人材の育成のため、徹底した「大学改革」と「国際化」を断行し、我が国の高等教育の国際通用性、ひいては国際競争力強化の実現を図ることを目的とし、本学では、「日本発ワールドクラスリベラルアーツカレッジへの進化」を目指して、2023(令和5)年度までの10年間、様々なプロジェクトに取り組みました。
スーパーグローバル大学創成支援事業について、詳しくは同事業基幹サイトを参照してください。

構想名:日本発ワールドクラスリベラルアーツカレッジ構想

本学は開学時より、全科目を英語で開講し、学部生に1年間の留学と1年次の寮生活の義務を課すなど、数々の先導的な取り組みを行ってきました。これらの取り組みに加え、「日本発ワールドクラスリベラルアーツカレッジ構想」では、ワールドクラスを目指すための教育環境整備として、次の4つの取り組みを推進し、事業が終了した2024(令和6)年度以降も継続的に実施しています。


24時間リベラルアーツ教育の推進
―学びあう文化の確立と深化

学生の約9割がキャンパス内に居住している特性を活かし、学生が企画したテーマに基づいて活動する「テーマ別ハウス」を運営しています。これにより生活の場としての「学生寮」からリベラルアーツ教育を24時間実践するための「教育寮」への転換を図っています。


世界標準カリキュラム
―世界標準に向けた科目調整?科目整備

本学には主に3年次学生が提携大学に留学し、提携大学からは同数の留学生を受け入れるという、文字どおりの交換留学制度があり、カリキュラムを世界標準で互換可能なものにする必要があります。これを実現するため、日本研究科目群の拡大?強化、MOOCsと反転授業の導入による講義レベルの国際標準化、国際協働PBL、海外トップスクールと協働で科目提供を行うパートナーズプログラムを実施しています。


日本の英語教育を改革
―英語教育における知見の還元

本学で培った英語教育分野における実践的方法論を全国の小中高校生や英語教員に還元するため、本学の学生が小中高校生に「英語で英語を学ぶ」プログラムを提供する「イングリッシュビレッジ」や、小中高の英語教員に「英語で英語を教える」ことの原理的理解、実践的教授法、評価方法等の講義と実習プログラムを提供する「ティーチャーズセミナー」を展開しています。


国際ベンチマーキング
―本学の相対?客観的分析

本学の国際教養教育の実態が国際標準に到達しているか否かを検証するため、米国の優れたリベラルアーツ大学との間で教育課程、教育方法、学生支援等について国際ベンチマークを実施するとともに、米国において全国規模で利用されているCLA+を用い、本学学生の学習到達度の評価に役立てています。